理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、一般の方々のための情報発信サイトです

失語症タイプごとの接し方まとめ!

 

今回は、失語症のタイプごとに接する時の注意点についてまとめてみました。

 

 

失語症の方が改善を目指すには、

言語聴覚士のリハビリを受けることが改善への近道です。

 

無理に話すことを強いても改善はしません。

逆に、症状が悪化したり、話すことを諦めてしまうこともあります。

 

言語聴覚士によるリハビリを受けることで、

本人にあった接し方を知ることができます。

改善必要な練習をすることもできます。

 

この、本人にあった接し方をすることがとても大切になります。

 

 

■タイプ別にみた接し方

 

失語症のタイプ別にコミュニケーション方法をまとめてみました。

 

・全失語:一般的に最重度のタイプ

例:写真や身近なものを用いて、YES/NOで答えられる質問

→ 聞き手の推測が主なコミュニケーション手段

 

・ブローカ失語:表出が重度に障害

例:YES/NOで答えられる質問

→ 聞き手が推測することでコミュニケーションを図る

 

・ウェルニッケ失語:理解が重度に障害

例:文字や写真などを使って話題を絞る

→ 会話の内容を明確に示す

 

・伝導失語:表出がうまくできない

例:写真や絵カードなど、指をさすだけで伝えれるものを使用

→ 表出の手助けをする

 

・超皮質性運動失語:表出が著しく減少

例:口頭でYES/NOで答えられる質問

→ 聞き手推測が主なコミュニケーション手段

 

・超皮質性感覚失語:伝えたい単語がでてこない

例:言いたい単語の推測、文字などを使う

→ 聞き手の推測で表出の手助けをする

 

・失名詞失語:伝えたい単語がでてこない

例:聞き手の推測

→聞き手の推測で表出の手助けをする

 

このような違いがあります。

 

■自主練習を大切にしましょう

 

今度は、自主練習についてご紹介したいと思います。

 

面倒だけれど、とても大切なのが自主練習です。

リハビリは継続して行うことがとても大切です。

 

脳の神経は一度傷つくと、すぐに治ることはないといわれています。

そのため、自分に合ったリハビリを続けて症状の改善を目指します。

 

一般的に失語症になっていから2年くらいは

少しずつ症状が改善する可能性があると言われます。

ですので、根気強く自主練習を続けることが大切です。

 

自主練習の内容は、担当の言語聴覚士が教えてくれると思います。

自分で考えずに専門家に聞いてみましょう!

 

■困った時はSTに聞こう

帰宅後、コミュニケーションや自主練習のことで困ってしまったり、

わからないことなどが見つかるかもしれません。

 

そんな時、家族が困っていると失語症の方もどうしていいかわからなくなってしまいます。

 

そんな時は遠慮せずに、主治医や言語聴覚士などに聞いてみましょう!

一人で抱えこまないことが、失語症の方と円滑にコミュニケーションを取るコツです!

 

少しでも、皆さんの失語症に対する疑問解決に繋がれば幸いです♪

関連記事