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2020/1/31

タイ研修 1日目

昨年の夏までにさかのぼりますが、自分にとって貴重な経験となったタイ研修での経験をお伝えしたいと思います。

1日目の研修先は
Asia-Pacific Development Center on Disability:APCD
障害者の就業支援に取り組む組織
日本政府がタイ政府と連携し、施設の建設や設備の提供をしています。また、障害の啓発も仕事としており、タイのみではなくアジア各国に障害を説明するなどもしています。
※結構、偉い人(スタッフ)がいるところです。

就業支援に取り組んでいるだけあって、運営しているスタッフの多くがなんらかの障害を持つ人たちでした。
就業のためにトレーニングをする施設もあり、20?30名の障害をもつ人がいました。
トレーニングは

  1. ベーカリー(ヤマザキパン)
  2. チョコレート会社
  3. ホテル業務

から選択され、トレーニング期間が終了したのち、実際の現場での就業になるようです。
施設に隣接したヤマザキパンのベーカリーでは、トレーニングも兼ねて作られたパンやクッキーなどが売られています。

トレーニングを受けている人は、「自閉症」「発達障害」「難聴」の障害を持っていることが多く、身体的にはそれほど制限はない人ばかり。
こういった就労支援の場はどこの国でも行われているのかもしれないけれど、全ての障害をもつ人たちが対象にはなれない事実も忘れないようにしないといけないですね。

それぞれの人がもつ障害に合わせた就労支援ができる体制・施設作り…。もしそんなことが出来たら…。自分たちの職域には、まだまだ様々な可能性が眠っていそうです。

スタッフ・内堀