前回は患者さんの気持ちを振り返ってみました。
今回は再度リハビリについて考えてみたいと思います。
病気と戦いながらリハビリに励む彼らに
私ができることはなんなのか。
それは、やはりQOLまで考慮したリハビリを一緒に行なうことだと思います。
病院を出ると頼れるのは
主に地域のリハスタッフやケアスタッフです。
お医者さんは頼れるけれど、
些細なことで病院には行けません。
「リハビリをやってもどうせ…」
「私なんて…」
私たちは毎日の仕事=日常ですが
患者さんにとっては非日常です。
患者さんの嘆く声が当たり前になっていませんか?
弱音を吐くことができるのは信頼や期待をしているからです。
辛い気持ちに寄り添ってくれるだろうと思うからです。
とはいっても、全てをフォローすることはできません。
そんな中で
【個々の人生を豊かにする最大限のお手伝いをする】
これがリハビリなのかなと思います。
だから、患者さんの嘆きをないがしろにしないでください。
言語聴覚士が
筋疾患や認知機能の低下を経験した結果わかったことは、
“リハビリ(患者側もセラピスト側も)って大切だな”
ということでした。
意外と普通ですが、私にとって大きな収穫でした。
今回のバリアフリーフェスティバルで、たくさんの方にお会いしました。
まさに、QOLを高めるリハビリの一つをいえるのではないでしょうか。
障害の有無に関わらず楽しい時間を共有できるのは素敵だなと思いました。
本当に楽しかったです!
来年もやるみたいです!
もっと役に立てるように私もリハビリ頑張ろうと思います。
後遺症があっても、障害があっても、病気があっても、
人は楽しい生活を送りたいと思うものです。
経験は必ず役に立ちます。
それは、全員に言えることだと思います。
そのとき、辛くてもいつか役に立つ。
そう思うことが、自分と戦う術だと私は思っています。
いい仕事についたね、私。
そう思える環境に感謝です!
ご拝読、ありがとうございました!